こどもの日

日常(トコ)

全国的には端午の節句で柏餅を食べるけど、新潟では笹団子や三角のちまきを食べることが多いよ。

ばあちゃんが元気だったころは、毎年GWの頃にお手製の笹団子とちまきが届いていた。
今も笹団子をみると、ばあちゃんの笹団子を思い出す。
ばあちゃんのは、売ってるのみたいに笹と餅がすっと離れなくて、くっついたりしていたけど、それも懐かしい。
ちょっと固くなってきたら蒸して柔らかくして食べたり。
あれも出来立てを食べていると錯覚できておいしかったな。

母はばあちゃんの笹団子を継承していないし、していてもきっと面倒くさがって作らない(笑)
継承していたおばさんも、もう体力的に作れない。
家々にあっただろう笹団子の味もこうして絶えていくんだろうな。

この時期になるとつい買ってみたくなる笹団子。
あの頃の味と違いを感じつつも、作ってくれていたばあちゃん、届けてくれてたおじさん、おばさんを懐かしく思う。

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