透明水彩絵具のこと

日常(なかのひと)

日本画のサークルメンバー全員で色紙に描いて、それで屏風を作ることに。
久しぶりに色紙に描くよ~😊
下図は前に描いたゆずのスケッチを縮小して転写して、着彩は顔彩で。

はい!完成✨
前にスケッチしていたから、着彩の時にあまり悩まずに描けた~😃

ところで、私は昔から透明水彩絵具での着彩が苦手💦
理由は・・・
①透明水彩絵具は下の色が透けるから単色で置いたときと重ねた場合と色味が違う
 ↑紙の上で混色できるメリットでもあるけど
②絵具が乾いていても水に触れると溶けるので、うっかり隣りの色と混ざってしまうと悲惨なことになる

いずれも、透明水彩絵具のメリットとしても挙げられることがあるけど、私は子どもの頃からこれで失敗することが多く、しくじったと思ったときは、なんとかリカバリーしようとするんだけど、結局うまくいったことがほぼないという・・・(;´・ω・) 

このことをサークルでぼやいてみたところ、元小学校の先生をしていた方がこんなことを言っていた。

『小学校で使う水彩絵具で、そうやってつまづいてしまう子が案外多い。
 せっかく下絵で上手に描けている子でも、色塗りでいやになっちゃうことがあるんだよね。』

そう!私もそんな子供のひとりだったよ😲!!
図工の時間では、下絵のときは自分のイメージに近く描けるから好きだったけど、着彩のときはイメージとどんどんかけ離れていく感じがして苦痛だったなぁ。

しかも、学校では透明水彩絵具の特性をちゃんと習っていない気がする(少なくても私のところはそうだったな~)。
子供向きのイメージがあるけど、その逆で子供が使うには案外難しい絵具だったのね~と妙に納得💡

でも、日本画みたいに膠混ぜて絵具を作るところから始めるとか、絵具を溶くのに油使うような油絵具とかよりも、簡単に水だけで使えるようになる水彩絵具は、やっぱり子供たちに一番扱いやすい絵具なんだよね。

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